父の日が近い。
日頃の感謝の気持ちを込めて、少しでも父の希望の1つを世間の皆さんに届けようと思い、書くことにした。
どうやら少しは、不祥の息子ではないようだ。
高齢の域に入っている父は、日本のとある町で、公園の清掃ボランティアをしている。
夏場の公園の雑草引きや、秋の落ち葉拾いの活動をしているそうだ。
本人によると、ボランティア活動は、適度な運動と社交の場として健康に寄与することは認識しているようで、また、自治体からも制度により補助金が出るし、草刈り機やブロアーを購入したりしているそうだ。
しかし、日頃から公園清掃の有志が集まりにくいこと、御多分に洩れず、高齢化による後継問題があるようだ。
おそらく、これは日本全国、津々浦々の問題でもあることだろう。
資料を見てみよう。
一般社団法人 みんなの公園愛護会は、2021年、全国での調査を行っている。
調査対象は、自治体(全国47都道府県1.346市区町村) 及び、担い手(37自治体2292団体) である。
やはり高年の人がメインだ。
やりがい はどうだろう?
先日 私はブログに、コロナ渦によるスポーツジム閉鎖、そして高年の人々の健康と交流の場所が失われた件を書いたのだが、公園清掃ボランティアというものは、それの代わりを果たしていると言ってよい。
行政の視点、担い手の視点、やはり担い手不足と後継問題は外せない。
ちなみに、ポイ捨て問題については、見つけ次第、どついてやったらいい。
あくまで、どつくだけ (え?いいの?)。
それ以上は絶対にダメ。
ただし、少なくとも、口喧嘩、体力、腕力、逃げ足、駆け足に自信がない人は絶対にやめよう。
いやいや、自信があっても、やめよう。
下手したら刺されるので。
うんうん、やはり父が活動しているエリアだけの課題ではないようだね。
これをね、仮に有償性にしたとしても、そもそも体を動かすことや他者と交流することが楽しいという人以外は、やらないと思う。
自宅の隣が公園である人以外は、特にやらないと思う。
私個人的にはね、
シルバー人材派遣以外にもね、
福祉の就労継続支援サービスに依頼できないのか?
とずっと思っている。
ある程度、活動を理解して、活動できる程度の状態にある青年、壮年、中年であれば可能だと思う。
適度な交流も含めて、身体・知的・精神障がい を抱えてらっしゃる人の、心身の健やかなるリハビリに、あるいはインクルーシブ教育に、少しでも寄与できるのではないかな?と思っている。
有償ボランティアか、こういう仕事であったら一層のことだけれど、父の公園清掃ボランティアについては、たまには手伝いたいね。
体力については余裕なので。
皆さんの生活圏でも、公園清掃ボランティア活動が行われていることだろう。
特に後継者問題について、はてなブログの皆様にお時間があれば、一言でも結構なので、建設的なご意見を賜りたく思う。
※引用資料 一般社団法人 みんなの公園愛護会
「地域の小さな公園を守る公園ボランティアの今」
資料3
不適王